長く美しい状態でお使いいただくために、定期的にお手入れ・清掃をおこなってください。
ウッドデッキに限らず、外部にあるものは汚れが付着します。カビやコケの付いた状態で放置されますと、黒っぽい色が目立ってきますので、頑固な汚れになる前の定期的な清掃をお願いいたします。
環境によってタンニン(植物に含まれる水溶性化合物で黒色の物質)やカビやコケが発生する場合があります。これは天然木材も同じでありますが、タンニンはまわりに樹木がある場合、樹液と共に地表に落ち青黒色の斑点を生じる場合があります。カビやコケは、湿気の多い部分や日の当たらないところに発生しやすく、フェンスで影になる部分や日除けの下などは注意が必要です。カビやコケはウッドデッキに限らず、外部にあるものになら必ず発生する可能性はあります。ただ、ウッドデッキはカビ菌が付いた状態で放置されることが多いので、カビが生えやすく思われがちです。また、カビの色は黒っぽいので、薄い色のデッキだとどうしても目立ちやすいということはあります。ウッドデッキをご利用になるには、頑固な汚れになる前の定期的な清掃をお願いいたします。
カビ防止には、木材にも対応するカビ取り剤を使用することが有効です。また、カビ取りの手間を省くために、ウッドデッキを設置する際に防カビ剤を使用しておくとカビの発生を軽減することができます。
※強い溶剤の場合、変色の恐れがありますので、注意が必要です。
※固いブラシややすりで擦った場合、表層材のキズや削り過ぎになったりしますので、柔らかいブラシやスポンジがお勧めになります。
※漂白剤の使用にはゴム手袋の着用等ご注意願います。
※人工木材は樹脂製品ですので、アルカリ性の溶剤やラッカー系のシンナーなどは使用しないでください。
(人体に影響並びに変色の恐れがあります)
デッキ表面に傷がついた場合はサンドペーパーで筋目に合わせこすると、下から新しい表層があらわれ、補修が可能です。
※表層のみを削って補修することは可能ですが、削り過ぎたり、表層よりめり込んだキズはアンコ材が露出してしまいますので、補修は不可になります。
※部分的なキズ補修を行った場合、周囲との風合いが違って見えることがあります。大きなキズや周囲との風合いが気になる場合は交換していただくことをお勧めいたします。
ご使用の前に以下の事項をよくお読みの上、正しくお使いください。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容、および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
アート・コム・ウッド・ベーシックの設置・施工後は定期的な点検をお願いいたします。デッキの場合は歩行通路になりますので、目視での外観異常(変形・破損など)や歩行でのガタツキやゆがみなどがないか点検し、ビスのゆるみなどにも十分ご注意願います。自分での安全な修理が難しい場合には使用を中止し、購入窓口にご相談願います。