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設置・設計、その他ご注意

設置に際してのご注意

警告
  • メンテナンス用の確認が出来ない場所には設置しないでください。経年変化などにより不具合が発生することがありますので、そのまま使用されますと人身事故や物損事故などの原因になります。特に製品劣化(破損や亀裂)やボルトの緩み(揺れやぐらつき)のような不具合には十分に注意して定期的に点検・保守をお願いいたします。
  • 風圧により本製品が飛ばされるようなことになると、ケガをしたり周囲の物を破損する恐れがありますので、高層階のような風の影響の受けやすい場所へ設置する場合は、施工の可否や飛散防止について事前にご相談ください。
  • 滑りによる転倒の恐れがありますので、以下のような常に水が掛かり、人が走る恐れのある場所等は事前にご相談ください。
    ◎プールサイド ◎浴室
  • 本製品が破損したり、避難する際の妨げにならないよう、以下のようなベランダやバルコニー以外の場所、また災害時の避難路を確保しておくよう法律で定められた場所へは設置しないでください。
    ◎駐車場/ガレージ/駐輪場など重量のある物が通ったり、留め置かれたりする場所
    ◎災害時の避難に必要な階下への避難口の周辺や、避難ハッチの上など
注意
  • 法規·各基準により、デッキ上端から手すり高さまで1,100㎜以上と定められているため、その高さが取れない場合、デッキ材に傾斜または段差がつく場合があります。
  • ベランダの形状によって、デッキ材に傾斜または段差がつく場合があります。
  • 常時湿潤状態や温泉施設(天然成分)等の場所において、性能が基準試験数値と異なったり、材質が変化する場合がありますのご注意願います。(事前に担当者に相談ください)
  • デッキ面材の隙間や壁際との間には指や手は差し込まないでください。(手や指のケガや骨折をする恐れがあります)
    ※特にマンション等の共用部にて排水溝清掃の隙間を取ってある場合では十分にご注意願います。
    (作業時には軍手やゴム手袋の着用をお願いいたします)

設計上のご注意

  • ウッドデッキの支持脚固定は基本コンクリート土間にアンカービス留め仕様になります。
    ※アンカービス仕様が不可の場合でも必ず接着剤固定をお願いいたします。
    ※土間固定が出来ない場合、施工経年後のデッキ材ガタツキ要因にもなります。
  • アート・コム・ウッドは熱により若干伸縮します。用途に合わせた固定方法により目地幅を確保してください。 (デッキ:5㎜以上、ルーバー:10㎜以上)
  • デッキの根太スパン、ルーバーの支持スパン等、規定の設計寸法を守ってください。
  • アート・コム・ウッドの固定はビスまたはボルトナット(指定品)をご使用ください。釘や接着剤による固定はできません。
[要求される耐荷重に対応した大引き・根太ピッチを選定]
  • 標準仕様:大引き60×40(アルミ)の支持脚ピッチは@1000㎜以下、根太60×40(アルミ)の取付ピッチは@500以下としてください。
    ※デッキ化粧面材の支持間距離は440㎜になります。
    ※要求される中央集中荷重と根太ピッチの関係については、担当者までお問い合わせください。
    ※デッキピッチ(目透かし幅)は5㎜ 以上とってください。
[荷重]
  • ベーシックデッキの標準システムとして耐荷重は300kg/㎡です。
    ※大引き・根太ピッチの変更による最大耐荷重の増荷重可能。
    ※ベーシックデッキの自重は約25kg/㎡になります。
  • ビス等の締め付け部品(指定品)は規定本数を使い、十分な締め付けを行ってください。不十分な場合は思わぬ事故につながります。
    また、ビス止め位置は規定の寸法を守ってください。

保管上のご注意

  • 製品を保管する場合は、水平な場所に平置きし、雨や日光が直接当たらないように養生シートなどで覆ってください。
  • デッキ材の表面(側面)が太陽光で温度が上昇すると、製品の曲がりや反りが発生することがありますので、施工直前まで、なるべく直射日光が当たらないように気をつけてください。
    ※熱伸縮による反りが発生する場合があります。

施工上の注意

  • 人工木化粧材は木材より硬めですので超硬用の鋸刃使用をお勧めします。
  • 人工木化粧材は木材ではありませんので、基本的にビスや釘は効かないものとお考えください。
    ※人工木化粧材をビスや釘を貫通して使用する場合は必ず下穴を開けてください。伸縮等を考慮し、使用するビス等の直径は1㎜プラスの下穴をお願いいたします。
  • ベーシックデッキはノンビス工法に対応しておりますが、端部等に天ビス打ちが必要になる部分があります。
  • 四方の囲まれた場所では、化粧材伸縮対策として建物とのクリアランスはしっかり取ってください。※推奨は10㎜くらい
  • 施工時期により化粧材の伸縮状況が異なります。暑い時期は伸びており、寒い時期は縮んでいますので、施工時クリアランスの取り方にご注意願います。

仕様上の注意

  • デッキ化粧材上をシートなどで覆い風通しが悪くなったり、排水が悪く床下が保湿状態になりますと、デッキが反りやすく伸縮等も大きくなりますので、デッキ目地清掃や床下水捌けはご注意願います。
  • デッキ廻りに高い建物があり、化粧材が乾きにくい場所や冬場に雪が積もったままになる場所は製品の耐候年数は減少いたします。

人工木特性の注意

  1. 水残り(水弾き)
    • デッキ化粧材は吸水性が少ないため、水の表面張力影響から雨水が乾きにくいことがあります。特に日当たりが悪い場所や風が抜けにくい場所(周りが囲まれている)では注意が必要です。
      ※設計にてデッキ面に水勾配を設ける仕様にて対応は可能。
      ※モップなどで水を軽く逃がせば、乾きは早くなります。
  2. 静電気の帯電
    • 人工木材は材質として樹脂が含まれているため、静電気を帯電しやすく導電はしにくい性質があります。帯電抑制は標準仕様でありますが、設置場所の環境や歩行者の個人差などにより静電気を感じる場合はありますので、ご注意願います。
  3. 水垢・汚れ
    • 人工木材は木粉を多く含んでいるため、植物のタンニンによる水垢やカビやコケが発生することもあります(特に日当たりが悪い場所や風が抜けにくい場所など)。※別途メンテナンス方法は記載
  4. 色落ち
    • 天然木の成分や外部の汚れにより衣服等に色移りする場合がありますので、使用に際しては十分に配慮しご注意願います。(特にベンチでの使用や洗濯物近くでの設置)

アート・コム・ウッドのメンテナンス

長く美しい状態でお使いいただくために、定期的にお手入れ・清掃をおこなってください。

[日常のお手入れ方法]お手入れ道具:ほうき(掃除機)、デッキブラシ、中性洗剤

ウッドデッキに限らず、外部にあるものは汚れが付着します。カビやコケの付いた状態で放置されますと、黒っぽい色が目立ってきますので、頑固な汚れになる前の定期的な清掃をお願いいたします。

  1. ほうきでほこりやゴミを取り除きます。
  2. シミなどの汚れがある場合は中性洗剤を含ませたデッキブラシなどでブラシ掛けしてください。 デッキ表面の溝方向に沿ってブラシ掛けすると汚れが落ちやすくなります。
    ※固いブラシややすりで擦った場合、表層材のキズや削り過ぎになったりしますので、柔らかいブラシやスポンジがお勧めになります。
    ※特に汚れがひどい場合は、汚れの落としたい部分に漂白剤を塗布し、放置後十分な水で漂白剤を完全に洗い流してください。
    ※漂白剤の使用にはゴム手袋の着用等ご注意願います。
  3. 最後にきれいな水を含ませたデッキブラシで表面をブラシ掛けしてください。 中性洗剤がデッキ表面に残らないようにするためと、落した汚れが再度つくことのないようにするためです。

[頑固な汚れ(タンニンや水垢・黒い斑点など)のメンテナンス方法]お手入れ道具:デッキブラシ(たわし等)、塩素系漂白剤

環境によってタンニン(植物に含まれる水溶性化合物で黒色の物質)やカビやコケが発生する場合があります。これは天然木材も同じでありますが、タンニンはまわりに樹木がある場合、樹液と共に地表に落ち青黒色の斑点を生じる場合があります。カビやコケは、湿気の多い部分や日の当たらないところに発生しやすく、フェンスで影になる部分や日除けの下などは注意が必要です。カビやコケはウッドデッキに限らず、外部にあるものになら必ず発生する可能性はあります。ただ、ウッドデッキはカビ菌が付いた状態で放置されることが多いので、カビが生えやすく思われがちです。また、カビの色は黒っぽいので、薄い色のデッキだとどうしても目立ちやすいということはあります。ウッドデッキをご利用になるには、頑固な汚れになる前の定期的な清掃をお願いいたします。

カビ防止には、木材にも対応するカビ取り剤を使用することが有効です。また、カビ取りの手間を省くために、ウッドデッキを設置する際に防カビ剤を使用しておくとカビの発生を軽減することができます。
※強い溶剤の場合、変色の恐れがありますので、注意が必要です。

  1. 人工木材を水で軽く濡らした後、塩素系漂白剤を塗布して数分放置後、デッキブラシ等で擦ります。
  2. タンニンやカビが落ちるまで繰り返し、最後に水で十分に洗い流します。

※固いブラシややすりで擦った場合、表層材のキズや削り過ぎになったりしますので、柔らかいブラシやスポンジがお勧めになります。
※漂白剤の使用にはゴム手袋の着用等ご注意願います。
※人工木材は樹脂製品ですので、アルカリ性の溶剤やラッカー系のシンナーなどは使用しないでください。

(人体に影響並びに変色の恐れがあります)

[デッキ表面のキズ補修について]お手入れ道具:サンドペーパー(#40 程度)

デッキ表面に傷がついた場合はサンドペーパーで筋目に合わせこすると、下から新しい表層があらわれ、補修が可能です。
※表層のみを削って補修することは可能ですが、削り過ぎたり、表層よりめり込んだキズはアンコ材が露出してしまいますので、補修は不可になります。
※部分的なキズ補修を行った場合、周囲との風合いが違って見えることがあります。大きなキズや周囲との風合いが気になる場合は交換していただくことをお勧めいたします。

安全・快適にご使用いただくために

設置に際してのご注意

警告
  • 本製品は不燃材料ではありません。樹脂が燃えて火災の原因となる恐れがありますので、以下のような火器類を近付ける行為は絶対にしないでください。
    ◎本製品上でのたき火
    ◎本製品を直接加熱する行為(バーベキューセット、コンロの直置等)
    ◎その他たばこの投げ捨て
  • 雨や散水後は、滑りやすくなりますので歩行には十分注意してください。
  • 夏の高温下では、表面が高温になり、素足で歩くと火傷をする恐れがありますので、履き物を着用するなど十分注意してください。
  • 重いものを落とさないようご注意ください。表面材が割れてケガをする恐れがあります。
  • デッキ製品は歩行用です。自動車・バイク・自転車・スケートボードなどの乗入は不可です。
注意
  • 傘などの先端の尖った物で意図的に衝撃を与えないでください。
  • 製品に灯油やガソリン等の有機溶剤が付着した場合は変色、変形の要因となりますのですぐにふき取ってください。
  • 品質には万全を期しておりますが同色の製品間で若干の色のばらつきやご使用上で、支障をきたさない範囲で変形がありますので、予めご了承ください。
  • 腐食性ガスや海水、あるいは砂塵にさらされる様な環境や積雪地帯で使用する場合は設置場所の環境を十分に調査の上ご使用ください。
    ※デッキ面が長時間湿潤や積雪する状態では使用しないでください。反りや割れが発生するおそれがあります。
  • 保管する場合は、平らな屋内で保管をしてください。
《色について》
  • ベーシックデッキの化粧材は間伐材などの天然木粉を使用しているため、製品により色のバラつきがあります。色調限度内での多少の色の違いにつきましては予めご了承ください。
《変色· シミについて》
  • 経年変化による変色は避けられませんが天然木デッキと比較すると変色度合いは小さく、変色のスピードは緩やかです。但し、変色速度、変色度合いは設置環境によって異なり、長時間に直射日光を受ける場所などは変色速度、変色度合いは大きくなります。
  • 雨などで化粧材が濡れると天然木の成分が染み出し乾燥後シミが残ることがあります。
    ※注 特に淡い色については多く出ることがあります。
  • シミや汚れが付着した場合は中性洗剤を含ませたデッキブラシなどでブラシ掛けしてください。デッキ表面の溝方向に沿ってブラシ掛けすると汚れが落ちやすくなります。洗剤が残らないようにきれいに水で洗い流してください。(シンナーを使用しないでください。製品が溶解することがあります。)
《表面温度について》
  • 直射日光を受けると化粧材の表面温度は上昇します。
  • 夏場など気温が高いときに直射日光を受け化粧材表面温度が上昇しているときは、スリッパなど履物を着用し歩行してください。裸足で歩行しますと火傷の恐れがあります。
《帯電· 静電気について》
  • 再生木材は原料にプラスチックを含むことから、静電気の発生しやすい時期(湿度が低い)には放電現象がおこる場合があります。(帯電防止仕様に対応)

ご使用の前に以下の事項をよくお読みの上、正しくお使いください。

警告

この表示を無視して、誤った取扱いをすると人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

注意

この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容、および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。

アート・コム・ウッド・ベーシックの設置・施工後は定期的な点検をお願いいたします。デッキの場合は歩行通路になりますので、目視での外観異常(変形・破損など)や歩行でのガタツキやゆがみなどがないか点検し、ビスのゆるみなどにも十分ご注意願います。自分での安全な修理が難しい場合には使用を中止し、購入窓口にご相談願います。

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